ぬりえARアプリ「rearColor」を子供達と一緒にやってみたのと、今後のデジタルネイティブ世代の子育てについて思うこと

ぬりえARアプリ「rearColor」を子供達と一緒にやってみたのと、今後のデジタルネイティブ世代の子育てについて思うこと

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こんにちは。10月後半に差し掛かりめっきり寒くなり、季節は秋から冬への様相です。いかがおすごしでしょうか。
体調を崩しやすい時期でもありますので、しっかりと管理していきたいものです(私は早速、風邪をひいてしまいました・・・)

さて、弊社クロスデバイスではVRに関するサービス・ソリューションを手掛ける部門があり、そういった取り組みの中で様々な情報や商品、アプリのネタが多く蓄積されております。日々仕事に追われなかなか平日の家族サービスが出来ない最中、何か家族と共有できる楽しそうなコンテンツは無いかな?と探していたところ、営業の方経由で「展示会で面白いアプリがあったよ!」とぬりえARアプリを教えてくれましたので、早速我が家の子供たちと一緒に体験してみることにしました。

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今回遊んだのは「rearColor」というぬりえARアプリで、塗った恐竜が飛び出してくる!というものになります。

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帰宅してからぬりえの台紙を取り出し開口一番「おーい!塗り絵やろうぜー!」と声をかけると長女がニコニコでクレヨンを取り出してきまして、つられて弟たちもテーブルに集まります。娘「ねえパパ、きょうりゅうって何色なの?」 私「いたかどうかもわからないし好きな色で塗るといいよ!」みたいな会話をしながら作業がはじまりました。

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淡々と色を塗り続ける長女、弟達も興味深々です。娘はブルーを基調に、私と弟チームは緑色をベースにして目はパッチリのつけまつげで女の子の恐竜にしてみました。

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早速画像をよみこんでみます・・・(ピンボケしててすみません) アプリを起動して恐竜の枠にスマホをかざすと・・・・

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うおおおおお!何やらワープトンネルのようなものがあらわれました!この演出かっこいい!!

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長女が彩色したほうの恐竜がARで紙から飛び出しました!後方にある火山も塗ってないところまで補正してあります!細かい!そして恐竜をタップすると画面がホワイトアウトし・・・

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ぎゃー!!恐竜が自宅のキッチンにあらわれました!!!実際に迫ってくるみたいで本当にコワイ。長女は慌てて私の背後に身を潜めます(笑) 弟達はなんのこっちゃわからんのでキャッキャしてましたが、長女は「これケータイの中だけだからこわくないもん!!」といいつつめちゃめちゃビビってました。 このあとはお風呂場に出現させて恐竜にお風呂掃除の手伝いをしてもらったり、布団の上に出現させて恐竜と一緒に寝る というなかなか高難易度なミッションをこなして興奮さめやらぬ中全員で眠りにつきました。

 

これからのデジタルネイティブ世代の子育てについて思うこと

今の子供たちは生まれてすぐに様々なデジタル機器に囲まれて育っています。おそらく最も身近なデバイスであるスマートフォンの操作に至ってはスワイプやタップ、長押し等直感的な基本操作は教えずともできるようになります。

これはVRやARに限ったことではありませんが、デジタル機器を使いインターネットを介することで普段の生活ではまずコンタクトすることのない世界にリンクすることが容易に可能です。どちらかといえばリスクのほうが圧倒的に高いと思われますが、頭ごなしに「使ってはダメ」と押さえつけるのではなく、「こういう風に使うと楽しいよ」等ツールの有益な使い方を幼少期から教えるというのは非常に大事だなと日々の子育ての中で感じているところです。

「2眼のVRに関しては13歳未満の子供は使用禁止」などのお触れが出るなどまだまだ未知の領域なため小さい時期のHMD利用は極力控えようと思いますが、VRだけでは比較対象も無いのと、私も家内も旅行が大好きなので「自宅にいて海外にいるような仮想体験」と「実際に海外に連れていってするリアルな体験」を多く経験させてあげようと思っています。そこで得られるメリット/デメリットは何か、またそれぞれの良い所を自分なりに見出して、その後の実生活や人生において活かしてもらえればなと思っています。

とはいえ、子育てについては正解などありませんし、出来るだけ子供達の意見を尊重しながらのびのびと行えればなとぼんやり思っております。みなさんもぜひ、ARやVRを使った楽しい体験を、可能な範囲で構いませんので家族やお子さんと一緒に共有してもらえればと思います。