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料飲部・婚礼セールス 主任
窪田藍子様
[インタビュー:文/鈴木直美]
- まず、御社のWebサイト全面リニューアルにあたって、
クロスデバイスにご依頼いただいた理由からお聞かせください。 - 長いお付き合いがあり、現在も季刊誌「日航ニュース」やブライダルパンフレットをレギュラーでお願いしています。ホテル日航豊橋のスタンスと業務内容をよくご理解いただいているので、今回もお願いすることにしました。私自身、Webサイトの立ち上げに携わるのは初めてで、緊張や不安がありましたが、的確なサイトマップの提案やきめ細かいフォローに助けられました。
- 窪田様が担当されたのは婚礼(ウエディング)のページ。
ターゲットは若いカップルということになりますが、
最も重視したのはどんな点ですか。 - サイト公開から時が経ち少し古びてきたため、今の時代に合ったフレッシュな内容にしたいと思いました。ただ、Webだけが突出するとパンフレットとの整合性がなくなってしまうので、やり過ぎないよう注意しました。これまでの流れを踏まえて新しいテイストをプラスするという難しい仕事でしたね。重視したのは、花嫁さんになる若い女性の目線。美しさ、かわいらしさを前面に押し出し、ビジュアル中心のロマンチックな見せ方を心がけました。
- つまり、デザイナーの果たす役割が大きかったということですね。
- その通りです。クロスデバイスさんにはそれぞれ得意分野を持つWeb・グラフィックデザイナーがいて、営業の方がその中から女性のデザイナーさんをキャスティングしてくださいました。結婚適齢期の若い方で、花嫁さんの気持ちがよくおわかりになっている。ビジュアルのイメージを言葉でお伝えするのはとても難しいことですが、こちらの意図を的確に汲み取ってくださって、最初のデザイン案を見た時に「これはいける!」と確信しました。
オフィシャルサイト
- 特にフラッシュには趣向を凝らしました。
クオリティに対するご感想は? - フラッシュはビジュアルとコピー、画面が切り替わるタイミングなど、複数の要素がぴったりかみ合わないと中途半端なものになってしまいます。その点、Web制作で実績のあるクロスデバイスさんは心得ていて、洗練された中にも温かさが漂う内容に仕上がりました。技術スタッフの方のわかりやすい解説も腑に落ちて、とても勉強になりました。お客様の評判もいいですよ。
- 今回、制作期間が約1ヵ月と短期間でした。進行管理については?
- 年度が変わる4月1日に公開したかったこと、ブライダルフェアに間に合わせたかったことから無理なスケジュールをお願いしました。最初の段階でコンセプトと方向性をきちんと確認し合い、お互いにレスポンスの期日を守ったのがよかったですね。コミュニケーションとチームワークの成せる業です。
ホテルウェディングの雰囲気を
あたたかく伝えるフラッシュ画面
- 最後に、これからのクロスデバイスに期待することを
お聞かせください。 - 今回のお仕事を通して、クロスデバイスさんがいろいろな引き出しを持っていることを知りました。私たちの仕事もそうですが、最後は人と人との信頼関係がカギになります。体温を感じる、ハートのこもった制作物をつくるために、これまで以上に深いお付き合いをしていけたらと願っています。