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VOICE 先輩社員の声

「自分らしさ」が強みになります

クロスデバイスには、職種も経験もまったくちがう社員たちが それぞれの個性を発揮しあいながら働いています。 いかにして自分の強みを活かし、"課題解決"に取り組んでいるのか? 若手社員の声を参考に、ぜひ自分の未来を想像してみてください。

01

ICTチーム・エンジニア 宮分 匠 新卒入社3年目

360°VRのユーザビリティーを 高めるべく、アイディアを駆使。 VRとWebとの高次元な融合を。

360°パノラマ映像をどう活かしていくか。

入社後、Webサイトの制作を経て、ICT(Information and Communication Technology)チームに配属。360°映像を再生するためのプレーヤーやコンテンツ、それに付随するさまざまなサービスを構築するのが私の仕事です。360°パノラマ映像は、3DCGを使ったゲームでは決して目新しくありませんが、私たちが軸足を置く広告プロモーションの分野では未明段階。撮影した360°パノラマ映像を高画質化するとともに、さまざまな情報を盛り込むことにより、単に視聴するだけの受動的なメディアではなく、使って役立つ価値あるツールに仕上げています。一番苦労するのは、360°VRに関する前例がほとんどないこと。国内の情報は乏しく、最新知識を深く知るためには英語の文献に当たるしかありません。学生時代に語学をサボったツケに悩まされていますが(笑)、おかげで向学心が刺激され、知的好奇心も活性化。インプットした知識を活用する醍醐味を知りました。

新しいアイディアをブランド化したい。

不易流行のこの世界。“新しい”というだけでは長続きしません。360°VRがどこで使われるのか、だれが使うのか、目的は何かなどを突き詰めて考え、クライアントにとって、なくてはならないものにするべきです。制作にあたっては、パソコンのプログラム上では特に問題がなくても、スマホの処理能力が追いつかなかったり、公共スペースに設置したら電波が入りにくかったりして、いろいろなトラブルに見舞われます。原因を究明して一つひとつ解決し、視聴者だけでなく運営スタッフも安心して利用できる環境を整えていきたいと思います。私はもともとユーザーインターフェースに興味があり、この方が使いやすいとか、こんな機能があったらおもしろいなと考えるのが大好き。クライアントの要望を踏まえ、ユーザビリティーの高い360°VRを提供していきたいですね。

クロスデバイスでは現在、ドコモのデバイスコネクトを使った大河ドラマ館でのVR展示や、NTTアドバンステクノロジーと連携してプレーヤーを高画質化する超パノラマエンジンの開発など、新しいことに果敢にチャレンジしています。まだ世の中に存在しない斬新なアイディアをブランド化し、クライアントが必要に応じてシンプルにチョイスできるシステムを整えていきたいと考えています。現在はICTチームの一員として360°VR漬けの毎日ですが、手にしたノウハウをWebにも還元し、両方を融合させた全く新しい表現を生み出すというのが私の目標。クロスデバイス志望者には「技術はアイディアを実現するためのもの」と捉え、アイディアの創出に心を傾けてほしいですね。みなさんの発想力と実行力に期待します。

02

VR動画撮影・編集 宮脇 巧真 新卒入社1年目

目の前のすべてが未知への挑戦。 注目の表現メディア、VR動画が クリエイティブの世界を変える。

大学院よりもクロスデバイスを選んだ。

大学ではメディア学部メディア学科に在籍し、映像を専攻していました。Webやゲームなどさまざまな媒体に触れ、「世の中をあっと言わせるおもしろいことをやりたい」と考えていた矢先、クロスデバイスの「idoga」を知ったんです。詳しく調べてみると、まだ国内ではクロスデバイスしか本腰を入れていないことがわかった。大学院進学も選択肢にあったのですが、他に先駆けて新たな表現を開拓するクロスデバイスのチャレンジ精神に惚れ込み、就職を決めました。会社訪問して360°VRのサンプルを見せてもらった時は、何もかもが新鮮で驚きでしたね。「これはどうやって撮ったのですか?」「この映像はどうやってつくるのですか?」と担当者を質問攻めにし、パノラマ映像の可能性に興奮したのを憶えています。360°VRの進化は目覚ましく、油断しているとどんどん先を越されます。直感とスピードを大切にし、表現の先頭集団を走ることを自分に課しています。

王道はない。感性が武器になる。

これまで担当したコンテンツは、Googleのライブ配信、大学のバーチャルオープンキャンパス、レーベル主催の音楽フェス、有名アーティストのミュージックビデオ、NHK大河ドラマのプロモーション動画など多種多様。大学時代の友人に話すと、「入社一年目でそこまでやらせてもらえるのか」と羨ましがられます。一見、華やかで楽しそうですが、日々の業務は何もかもが試行錯誤の連続。360°VRがまだ十分認識されていないので、クライアントに「360°VRとは」「何ができるのか」というところから説明しなければなりません。個々の目的に合わせて機材の種類、撮影方法、演出の方向性などを決め、いよいよ撮影開始。複数のカメラを使って全方位を撮影した後、データをパソコンに書き出し、個々の映像を連結して360°VRに完成させます。とりわけ神経を使うのがライブ配信。本番中にトラブルが発生したら放送事故になってしまうので、成功を祈りながら張り詰めた気持ちで向き合っています。

360°VRは新しい表現ゆえにテンプレートが存在せず、常識も王道もまだ確立されていません。撮影、編集ともに手探り状態で、壁に直面することもしばしばですが、今日のトライが明日のノウハウになると思うと、ものすごくやりがいを感じますね。2016年がVR元年といわれていて、これからがまさに360°VRの発展普及期。「idoga」に興味を示すクライアントは数知れず、潜在ニーズは無限にあると確信しています。2020年東京オリンピック・パラリンピックへのカウントダウンが始まった今、制作・発信の担い手としての自負もあります。最先端分野で全力投球できることに感謝しながら感性を磨き、満足度の高いコンテンツを提供していきたいと考えています。

03

グラフィック・Webデザイナー 久米 真綾 新卒入社4年目

インパクトより機能性を 考えてデザイン。幅広い 仕事が自分を成長させる。

感覚だけで凌げるほど甘くない。

Webのコーディングを経験した後、入社2年目からグラフィックとWebのデザインに携わっています。意識が大きく変わったのは、大手音響機器メーカーの担当になってから。さまざまな案件を受注する中で、製品を入れる梱包箱のデザインを手がけました。世界市場で展開するグローバル企業のため、輸送に適した丈夫で軽量な紙を選ぶと同時に、展示・陳列した際、離れた場所からでもロゴがはっきり識別できるようにする、とここまでは想定範囲。戸惑ったのは、海外での梱包箱の制作に備えて万国共通の厳格なルールが定められていたことです。ロゴをレイアウトする位置がミリ単位で指定され、制約の中でいかに見せるかに頭を悩ませました。ここで芽生えたのがプロ意識。自由が担保されるなら誰でもできる、制約の中で鮮やかに仕上げるのがプロだと奮い立ちました。以来、「正しく機能し、確実に効果を生むデザイン」を目指して仕事に取り組んでいます。

根っこを鍛え、得意分野を打ち立てる。

毎日、慌ただしく仕事をしていると、自己観察を怠りがちですが、私はグラフィック・Webデザイナーとしての自分を見つめる時間を大切にしています。最近、感じたのは、自分のデザインは機能に寄り過ぎて無難に落ち着いてしまっていること。平均点には達しているけれど、決定打に欠けるのが弱点です。そこで、自分に冒険を課して取り組んだのが、自社JR広告の社内プレゼン。クロスデバイスではJR浜松駅構内に自社広告を掲げていて、スタッフがデザイン案を持ち寄り、社内プレゼンで採用作品を選ぶんです。今回のテーマは360°VR「idoga」。考え過ぎると迷路に入り込んでしまうので、シンプルに美しく、視界の広がりを感じるデザインを提案しました。自分のデザイン案が選ばれた時は本当にうれしかったですね。ただ、その後が大変。完成までの道のりは長く険しかった。“最難関のクライアント”と呼ばれている社長が首を縦に振るまで何度も修正し、ようやく完成した時は精根尽き果てました(笑)。

決して妥協を許さず、手がける制作物にはとことん厳しいクロスデバイスですが、社内の雰囲気は自由でのびのびしています。トレンドに敏感なアイディアマンが多く、年齢や経験に関係なく意見を交わし、おもしろい情報を交換し合っています。自分はまだまだ修行中。根がしっかりしていないと幹も枝も伸びないので、幅広く吸収して土台を固め、得意分野を見つけたいと頑張っています。
クロスデバイスは革新を追求するベンチャー企業なので、保守的な人には不向きかも。変化を楽しみ、おもしろがる人に来てほしいですね。物事を柔軟に捉える頭のやわらかさは若者ならではの武器。一人ひとりが個々の強みを発揮し、「チーム・クロスデバイス」としてチャレンジしていくためにも、新風を吹き込むフレッシュマンの到来をお待ちしています。