「musuvime」ロゴデザインができるまで

「musuvime」ロゴデザインができるまで

こんにちは。musuvime メンバーの中村です。
ユニット名が「musuvime」に決定し、次はロゴデザインができるまでのお話をしたいと思います。

デ ザ イ ン イ メ ー ジ

ロゴデザインは、ネーミング発案者が担当することになりました。
最初に頭に浮かんでいたイメージはこんな感じです。

・色は赤色、明るすぎず落ち着いた大人の上品な感じ。
・「結び目」をそのまま伝えられるよう、糸をモチーフにしたい。
・なめらかにつながって見えるように筆記体を使う。
・「結び目」と「芽」のイメージ盛り込む。

ネーミング案を考える段階で、なんとなくのデザインや展開イメージを発想していたことと、ネーミング案決定までの長い道のりのおかげでコンセプトの理解度が高く、デザインの方向性は固まっていました。

お客様からロゴデザインを依頼された場合、会社や商品を理解しロゴマークの役割を明確化、その上で方向性を決めていきます。今回は、この大変な作業が省略された状態でしたので、すぐにデザインに入ることができました。

ア イ デ ア ス ケ ッ チ

イメージはありましたが、形に起こすのはこの時が初めて。
まずは、手書きでアイデア出しをしました。

なめらかな一筆書きのイメージを出すために筆記体のイメージが第一候補。
初めは「結び目」の部分を大きく目立たせるような、イメージに注力。
可読性、シンプルな形状を求めて模索しました。

注意したい点は、赤い糸をモチーフにすることで結婚式のイメージと重ならないようにすること。
「結ぶ」という意味が同じなので、イメージが近づきやすいのは仕方がありませんが、「ハート」のような可愛らしいイメージや「寿」「縁」を想起させる和の雰囲気からは遠ざけるようにしました。

比較案として、ゴシック体(欧文なのでサンセリフ体)ベースのデザインも考案。
私たちのユニットは女性メンバーのみの構成になりますが、女性だけのためのものではありません。
そのため、中性的なイメージでも作成することにしました。
糸でつなげるようにスケッチしてみましたが、筆記体デザインとの違いを出すためにシンプル路線に変更してデータ化することに決めました。

提 出 し た 案 は こ れ !

アイデア出しした中から、デザイン案を絞ってデータ作成。
たくさんの意味を盛り込みたいところを、ぐっと我慢!
引き算の考え方で、なるべくシンプルにし、ポイント部分を際立たせました。

● design 01

糸で描いたような、なめらかなラインのロゴタイプ。
後ろに「芽」のイメージをプラスしました。コンセプトの意味を一番わかりやすく表現した案です。

この案が第一候補ではあったものの、可愛らしすぎるのでは?という思いからdesign 02を作成。


● design 02

design 01の「芽」をなくしたシンプル案です。
この案で「可愛らしすぎる」の塩梅を見極めます。

● design 03

比較案として考案した、シンプルで中性的な案です。
「i」に「芽」のイメージをプラスしています。

● design 04

design 03をさらに簡略化した案です。
「i」に「結び目」のイメージをプラスしました。

ロ ゴ デ ザ イ ン 決 定

musuvimeの女性メンバーと社内の男性スタッフにデザイン案を選んでいただきました。

女性メンバーは、みんな迷わず「design 01」
筆記体のアニメーションをつけたいなど、アイデアが膨らんでいきました。
「可愛らしすぎる?」の心配も、大人の可愛らしさでいい塩梅!と言っていただけました。

男性スタッフからは、やはり中性的な「design 03」「design 04」を好む声もありました。
ただし、好みの域を出ないためコンセプトを忠実に表現した「design 01」が良いのでは?という意見に落ち着きました。

ロゴデザインが「design 01」に決定しました!

デ ザ イ ン の 展 開

ロゴマークのアニメーションは、早速サイトのローディング画面で実装しました。
ロゴマークのデザインイメージを引き継いで、サイト内のイラストやアイコンも「糸の一筆書きイメージ」で統一して作成。

今後展開する「musuvime」を象徴するデザインや、コンテンツの構想にもつながっていくことになりますよ。
デザインの広がりを、楽しみにしてくださいね!